會長:grace8305153 / 霧辰玥開設日:2016-11-11 16:05:45
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内容 |
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志賀直哉 |
よお多喜二! また辛気くせえ顔してんなぁ! |
唷多喜二!你怎麼又露出鬱悶的表情啊! |
小林多喜二 |
直哉サン……直哉サンは俺が死んだ時、ただ一人俺のことを擁護してくれたそうですね |
直哉先生……直哉先生在我死去時,獨自一人替我的事情辯護了對吧 |
志賀直哉 |
は? 擁護? 俺そんなことしてねーぞ |
啊?辯護?我才沒做這種事情 |
小林多喜二 |
自分の身を危険に晒してまで、俺への悔み文を発表したそうじゃないですか |
不惜將自己暴露在危險之中,公開發表了對我的哀悼文不是嗎? |
志賀直哉 |
そうだったっけ? そりゃかわいい弟子が死んだら、誰だって悲しいよなー それだけのことじゃねーか |
是這樣嗎?可愛的弟子過世,任誰也會感到悲傷啊 不就只是這樣嗎? |
小林多喜二 |
直哉サンは馬鹿です……大馬鹿です |
直哉先生是笨蛋……大笨蛋 |
志賀直哉 |
ま、昔のことはいいだろ! 新しい小説書いたらまた見てやるよ! |
以前的事情就算了!如果寫了新小說再給我看吧! |
小林多喜二 |
(直哉サン、アンタを師と仰いで、本当に良かった…… もしアンタに何かあったら、その時には俺が……) |
(直哉先生,景仰你為師真是太好了…… 如果你發生了什麼事,那時就由我來保護你……) |
内容 |
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志賀直哉 |
お、龍、まーた難しい顔してんな |
喔,龍,又是那樣愁眉苦臉的啊 |
芥川龍之介 |
志賀さん……僕はどうすれば志賀さんのような小説が書けるのでしょうか |
志賀先生……我該怎麼做才能寫出像志賀先生一樣的小說呢? |
志賀直哉 |
またその話かよ! あのな、俺は俺、龍は龍。俺には龍みたいな緻密な小説は書けねーし、逆もまた然りなんだよ |
你怎麼又在說這種話! 我說阿,我是我,龍是龍。我寫不出像龍那種細緻的小說,反過來也是如此啊。 |
芥川龍之介 |
僕の作品なんて全て失敗作ですよ 書く必要の無いものまで書いてしまうのです。いや、書く必要のないものを書かないと表現できないのです |
我的作品全是失敗作唷, 盡是些沒必要寫的東西。 不,要是不寫些沒必要寫的東西,就沒有辦法表達出我的想法 |
志賀直哉 |
だーかーらー、そんなのは人それぞれだっつーの |
所-以-說,人各有不同阿 |
芥川龍之介 |
そうでしょうか……実際、志賀さんは神様と呼ばれていたじゃありませんか |
是這樣嗎……實際上志賀先生不就被稱做神明*嗎? (譯註:志賀直哉被尊稱為「小說之神」,此稱呼來自於其短篇小說『小僧の神様』(小學徒之神)) |
志賀直哉 |
「たとひ玉は砕けても、瓦は砕けない」龍の言葉だろ? 龍の作品は、確実に次の世代を生んでるじゃねーか あの生意気な赤いの、とかさ |
「即使玉碎,磚瓦亦全」*是龍說過的話對吧? 龍的作品確實誕生出下個世代不是嗎,例如那個自大的紅色傢伙 |
芥川龍之介 |
そうですね……僕は失敗でしたが、彼らの礎にはなれたのでしょうか そう思うことにしておきます…… |
是呢……雖然我失敗了,但能夠成為他們的基礎 我會這樣想的…… |
内容 |
翻譯 |
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有島武郎 |
志賀君、久しぶり |
志賀,好久不見了 |
志賀直哉 |
おお、有島じゃん。白樺派の再集結だな |
這不是有島嗎。白樺派再次齊聚一堂了呢 |
有島武郎 |
またお世話になるよ あの時、志賀君の創った雑誌がきっかけで僕も文学に目覚めることになったんだ そして今になってまた会うなんて、奇妙な縁だね |
往後又要受你照顧了 那個時候,受到了志賀創辦的雜誌的影響,啟發了我的文學。 然後現在我們再次相遇了,真是奇妙的緣分呢 |
志賀直哉 |
はは、懐かしいぜ。白樺派連中の中でもあんたは変わってたなー 俺と武者みたいに不良でもないし、かといっていい子ちゃんてわけでもないし |
哈哈哈,真是令人懷念呢。白樺派的成員之中就屬你最特別了 你不像我或武者那樣品行不良*,可是真要說的話也不算是個乖寶寶呢 (譯註:志賀在學習院中等科留級了兩次,卻也因此結識小他兩歲的武者,兩人成為終生的好友。) |
有島武郎 |
うん、あなたみたいに父親とぶつかることまではできなかったね |
嗯,我沒辦法像你一樣頂撞自己的父親*呢 (譯註:志賀受到內村鑑山對於「足尾銅山鉱毒事件」的演講影響而想要到實地訪查,卻被父親阻止,這件事也成為志賀與父親長年不和的原因。) |
志賀直哉 |
まあ、お前にゃ無理だな、優しすぎる 武者みたいに馬鹿になってみれば良かったのに |
嘛,你沒辦法的,因為你太溫柔了。 要是能變成像武者那樣的笨蛋就好了 |
有島武郎 |
そう思うよ、僕はどうにも悲観的になってしまうから ずっと、自由なあなた達二人が羨ましいと思っていた |
我也是這麼想的。我不論如何都是個悲觀的人 所以我一直都很羨慕自由自在的你們 |
志賀直哉 |
せっかくだから今度はやりたいように生きろよ 不良の俺で良ければ、いつでも相談に乗るぜ? |
難得重獲新生了,這次就做你想做的事活下去吧 如果你不介意,要是有事想要商量都可以來找我這個品行不良的傢伙喔? |
内容 |
翻譯 |
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江戸川乱歩 |
谷崎さん! アナタの探偵小説、読ませて頂きましたよ! |
谷崎先生!我拜讀了您的偵探小說! |
谷崎潤一郎 |
アラ、乱歩さんじゃないですか、いかがでしたか? |
啊呀,這不是亂步先生媽,您覺得怎麼樣啊? |
江戸川乱歩 |
誇るべき探偵小説です……! 偶然を装った殺人…… その「プロバビリティーの犯罪」の着想……スバラシイ! |
您寫的偵探小說十分傑出!喬裝成偶然發生的殺人事件....... 「可能性的犯罪」這樣的發想......實在是太精彩了! |
谷崎潤一郎 |
ありがとうございます…… ですが私は、ただ殺人という悪魔的興味の影に消えた、一人の女性の哀しさを感じさせたかったのです…… |
謝謝您...... 不過,在那部作品中我想要讓讀者感受到的是,一位女性對殺人這惡魔般的興趣逐漸淡去的悲哀呢....... |
江戸川乱歩 |
そうなのですか? 正直申し上げて、ワタクシは先を越された! と思いましたよ つかぬ事をお聞きしますが、いつもあのような殺人の消極的手段をお考えなので? |
是這樣啊?說實話,我當時讀完的感想是「我被超越了」 另外,雖然話題有些偏了,請問您都一直在思考那樣消極的殺人手段嗎? |
谷崎潤一郎 |
いいえ……私はただ、愛憎が生む人の妖婉さを引き立てるあの瞬間…… それは一体どんな時か、追求するのが好きなだけなんです |
不是的...... 將人們產生出愛與憎恨之心時的那股妖豔給引出來的瞬間......那究竟是怎麼樣的瞬間呢......我只是喜歡去探究這個罷了 |
江戸川乱歩 |
フム……、方向性は違えど、ワタクシたちには相通じるところがあるようですね…… |
哼嗯.......,雖然方向不同,不過或許我們之間有些共通的地方呢...... |
谷崎潤一郎 |
フフフ、そのようですね…… |
哼哼哼,似乎是如此呢...... |
内容 |
翻譯 |
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佐藤春夫 |
あ、谷崎じゃねえか、どうした? 浮かない顔だな |
啊,這不是谷崎嗎,你怎麼了?看起來很消沉啊 |
谷崎潤一郎 |
最近、刺激が無いんですよ…… |
因為最近都沒有什麼刺激呢...... |
佐藤春夫 |
あんたの言う「刺激」って、つまりはそういうことだよな?ああ言わなくていいぞ、というか聞きたくない |
你說的「刺激」,就是指那個嗎? 那就不用跟我說了,應該說我不想聽 |
谷崎潤一郎 |
わかってくれますか……?私はあんな異形のものでは真に満たされはしないのに……やはり女性でないと……よよよ |
你能瞭解這種心情嗎......?我是無法真正滿足那些異形的侵蝕者的......果然只有女性才行.......嗚嗚嗚 |
佐藤春夫 |
その飽くなきまでのマゾヒズムが俺は怖いぞ……引く、というか引いてる |
好可怕,那種永遠不會膩的被虐待慾......讓人退避三舍,事實上我現在的確也是退避三舍 |
谷崎潤一郎 |
春夫さん、そう言わずに……もし足の綺麗なお嬢さんをご存知であれば、紹介してください…… |
春夫先生,別那麼說嘛......要是你有認識雙腳美麗的小姐,請你介紹給我......* (譯註:谷崎是出了名的戀足癖,詳細請見『富美子の足』、『瘋癲老人日記』等有描寫女性雙腳的著作。) |
佐藤春夫 |
そんな知り合いはおらん |
我可沒有認識的 |
谷崎潤一郎 |
そうですか……ああ……理想の女性さえいれば、とても良い小説が書けるというのに…… |
這樣啊.....啊啊....只要理想的女性在的話,我就能寫出非常棒的小說的說...... |
佐藤春夫 |
(はあ、そういうあんたのエゴに周りがどれだけ振り回されたか……まあ、俺も人の事を言えないか……) |
(唉,就是因為你的任性妄為,不知害你周遭的人受了多少苦啊*......嘛,我也沒資格對別人說三道四......) |
谷崎潤一郎 |
ああ、どこかに私を虐げてくれる女性はいないものですか…… |
啊,難道就沒有願意虐待我的女性嗎....... |
内容 |
翻譯 |
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坪内逍遥 |
未明君、元気かい?皆と上手くやれているかな? |
未明,最近過得怎麼樣?有沒有跟大家好好相處啊? |
小川未明 |
あ、逍遥先生・・・・・・! |
啊,是逍遙老師......! |
坪内逍遥 |
先生はよしてくれ。なんだかくすぐったい気分になるんだよ |
不要叫我老師,那樣叫我會讓我很難為情啦 |
小川未明 |
すみません。逍遥さん・・・・・・ ここは・・・・・・だらしない人ばかりで、いくらやめろといっても聞かないし・・・・・・ 逍遥せ・・・・・・さんのように誰とでも仲良くするのは、僕には難しいというか・・・・・・無理です |
不好意思。逍遙先生...... 這裡......全是些邋遢的人,不管我勸了多少次都沒有人聽進去...... 要變得像逍遙老......逍遙先生一樣跟大家都相處融洽,對我來說很困難.....應該說我辦不到。 |
坪内逍遥 |
おや、悩んでいるようだね、どうして無理だと思うんだい? |
唉呀,你似乎很煩惱呢,為什麼會認為自己辦不到呢? |
小川未明 |
僕、短気だし・・・・・・人に合わせるのが苦手だし・・・・・・ それに、そこまでして人と付き合いたいと思いません |
因為......我個性急躁,又不擅長跟人相處...... 而且我並沒有特別想跟人往來 |
坪内逍遥 |
なるほど・・・・・・私は人から振り回されたり、思うように行かない事も、また一興だと思うけれどね |
原來如此......我認為啊,被人耍得團團轉,或者發生事與願違的事,也別有趣味呢 |
小川未明 |
思い通りにいかないことが、楽しい・・・・・・ |
事與願違......很有趣...... |
坪内逍遥 |
ええ。世の中は「ままならないこと」ばかり 余裕を持つことが大事だよ・・・・・・相手に対しても、そして自分に対してもね |
對啊。在這世上盡是些「不如意的事」啊 也因此放寬心胸也是很重要的唷......對別人也是,對自己也是呢 |
小川未明 |
(・・・・・・そうか、そう思うから、皆が逍遥さんを慕うんですね) |
(......原來是這樣啊。正因如此,大家才這麼仰慕逍遙先生呢) |
内容 |
翻譯 |
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江戸川乱歩 |
フッフッフッ、新しいトリックを思いついてしまいました…… これは素晴らしい……読者の恐怖におののく顔が目に浮かびますね…… |
哼哼哼,終於想出新的詭計…… 這實在太棒了……眼前已經浮現出讀者感受到恐怖而發抖的表情呢…… |
小泉八雲 |
キョウフ? つまり怪談デスね! 是非とも聞かせてください! |
恐怖? 也就是怪談呢!請務必說給我聽! |
江戸川乱歩 |
八雲さんですか……仕方ありませんね、少しだけですよ まず最初に………次にこうなって……… |
是八雲先生阿……真沒辦法,只能說一點點唷 首先最初是………接下來是這樣……… |
小泉八雲 |
ウーン……それは、駄作、デス! |
恩……這是、拙劣之作、呢! |
江戸川乱歩 |
な、なんですと! この素晴らしいトリックの一体何処が? |
你、你說什麼!這種完美的詭計到底哪裡不好? |
小泉八雲 |
今のお話は、タダタダ意外性を狙ったように受け取れマス! そしてお話の最後はもっと静かに、余韻が必要デス! |
現在的故事只有著重在於意外性! 而且故事的結尾要更加寧靜,需要留點餘韻! |
江戸川乱歩 |
た、確かにワタクシは、奇抜な終わり方で読者を惹きつけるスタイルを好みますが…… このトリックでは、不十分ですね…… |
確、確實我喜歡用出乎意料的結局方式來吸引讀者…… 這詭計還不夠完整呢…… |
小泉八雲 |
そうデス! そこを直せば、もっともっと怖くなるでしょう! |
沒錯!將那部分修正的話會變得更加恐怖吧! |
江戸川乱歩 |
恐れ入りました八雲さん……ワタクシもまだまだ勉強が必要ですね…… |
真是謝謝您了八雲先生……看來我還需要更加學習呢…… |
内容 |
翻譯 |
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江戸川乱歩 |
ジーッ…… |
(盯—) |
中島敦 |
なんだか、突き刺さる視線を感じる…… |
怎麼總覺得好像有股視線刺過來...... |
江戸川乱歩 |
不躾ですがアナタ、二重人格だとお聞きしましたが…… |
失禮了,我聽說你有雙重人格...... |
中島敦 |
え、ええ、そうですけど……さすが地獄耳の乱歩さんですね…… |
呃......嗯,沒錯......真不愧是亂步先生,消息真靈通呢...... |
江戸川乱歩 |
二重人格とは一体どのようなモノなのです? 自意識が分裂するのですか? 脳は一つしかないのに、何故魂が二つ同居することができるのでしょう? |
雙重人格到底是什麼樣的東西?是自我意識分裂嗎? 明明腦袋只有一個,為什麼能夠有兩個靈魂並存呢? |
中島敦 |
え、どうなんでしょう……うーん…… 例えるなら、部屋にいる私を、彼は常に窓から覗いているようなものです 実は、私は彼のことをよく知らないんですよ…… |
咦......關於這個......嗯...... 要比喻的話,就像是他一直透過窗戶在窺視著房間裡的我這樣 其實,我也不是很了解他的事..... |
江戸川乱歩 |
つまりもう一人のアナタなら、ワタクシの疑問の答えを知っているのですね! 彼に繋(つな)いでもらえますか、今! |
也就是說另外一個你知道怎麼回答我的問題對吧! 可以跟他接通嗎,現在就要! |
中島敦 |
こ、困ります……私が意識して出来ることじゃないので…… |
這......這樣我很困擾......因為這不是我憑自己的意識就能做到的事...... |
江戸川乱歩 |
では一緒に敵を倒しに行きましょう! 戦っている時のアナタはいつも別人ですから! さあさあ、お礼は弾みますよ! |
那麼就一起去打倒敵人吧! 因為每次戰鬥時的你都會變成另外一個人! 來吧,我一定會好好報答你的! |
中島敦 |
(め、面倒なことになってしまった……) |
(事情好像變得更麻煩了......) |
内容 |
翻譯 |
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若山牧水 |
おーい啄木、この後一杯やりに行かねえか? |
喂—啄木,等一下要不要去喝一杯啊? |
石川啄木 |
シッ、ぼっさん静かに! ……今はダメだ、表にゃ借金取りがうろちょろしてやがる |
嘘!牧先生你安靜一點!現在不行,外面有討債的在打轉呢 |
若山牧水 |
またか、仕方ねえな…… しっかし生まれ変わっても借金ばかり、一体何の因果がおめえさんをこうさせるのかね |
又來了,真拿你沒辦法呢....... 即使轉世重生了還是老樣子一直在借錢,到底是怎樣的因果關係讓你變成這副德性啊 |
石川啄木 |
働けど働けど我が暮らし楽にならざり…… ホント何でなんだろうね、俺様が聞きたいよ |
我工作,工作,又工作,生活依然如故......* 到底是為什麼呢,我也想知道啊 (譯註:出自石川啄木『一握の砂』「はたらけど/はたらけど猶わが生活楽にならざり/ぢっと手を見る」) |
若山牧水 |
馬鹿は一度死ななきゃ治らないって言うけど おめえさんの場合には死んでも直らなかったってことだな |
雖然俗話說不死一次的話笨蛋是治不好的 你的話是死掉了也治不好呢 |
石川啄木 |
馬鹿呼ばわりは酷いってぼっさん! 俺様だって、仕事のために必死で金をかき集めたこともあったんだぞ! |
牧先生你好過分!居然叫我笨蛋! 別看我這樣子,我也曾經為了工作死命地湊錢喔! |
若山牧水 |
へえへえ、わかってるって あ、なんか鬼の形相をした奴がすぐ後ろにきてるぞ |
好好好,我知道。 啊,有個像鬼一樣的傢伙從後面過來囉 |
石川啄木 |
や、やべ! ……あ、どーもどーもご無沙汰! とりゃっ! |
糟、糟糕! ......啊,您好真是好久不見了......嚇! |
若山牧水 |
…………あー、逃げ切りよった。ホント上手い事逃げるよな、あいつ 手に握る砂を投げつけ、怯ませた一瞬の隙を狙い、風のように去る! あれは一種の才能だな |
......啊~啊,跑掉了。那傢伙真的逃跑技巧很高明呢 先是將手中握著的沙撒向對方,看準對方害怕的那一瞬間像風一般地溜了! 那已經是一種才能了呢。 |
内容 |
翻譯 |
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夢野久作 |
乱歩さん、お初にお目にかかります かつて遠い存在だったアナタの隣に立つことができてとても光栄ですよ |
亂步先生,初次見面 能夠和過去遙不可及的您並肩同在,我備感光榮。 |
江戸川乱歩 |
フム……アナタは夢野さんじゃないですか 名乗らなくてもわかりますよ、エエ、一目見ただけでわかりましたから |
嗯......這不是夢野先生嗎? 即使您沒有報上名號我也知道唷,只要看一眼就能明白你是誰 |
夢野久作 |
ほう、まるで探偵ですね では探偵に謎を運んだ依頼人としてお伺いします。一体何故私の名前を? |
喔,您就像是偵探呢 那麼作為將謎團呈給偵探的委託人,我想請問您,為什麼知道我的名字呢? |
江戸川乱歩 |
それはモチロン、アナタの風体のすべてがアナタの小説を思い起こさせるからですよ |
那當然是因為,你的所有打扮讓我想起你的小說呢 |
夢野久作 |
アッハッハッハ……! さすがは乱歩さんだ、想像以上ですよ |
啊哈哈哈哈 真不愧是亂步先生,比想像中的還要厲害呢 |
江戸川乱歩 |
大したことじゃあありませんよ アナタのトリックの形容しがたい雰囲気は、唯一無二ですから |
這沒什麼唷 因為圍繞在你的犯罪手法那難以形容的氛圍,是世上獨一無二的。 |
夢野久作 |
全く……感激ですよ。この際です、言わせて頂きましょう 私の作をそこまで真剣に批評して下さったアナタには本当に勇気づけられたのですよ、 私自身にも想像が及ばない程に、ね…… |
真的是......非常感激您。趁這個機會請容我說句話。 您非常認真地評論我的作品,給了我勇氣,是連我自己都無法想像地那般多.......呢 |
江戸川乱歩 |
フフ、本当にそう思っているのでしょうか? アナタが異質なことはワタクシでなくとも簡単にわかります そしてその心の底には、何も感じさせない虚無しかないようですが |
哼哼,你真的是這麼想的嗎? 即使不是由我來看,大家都能理解你的與眾不同。 而且你的心底似乎只剩下那不為人知的虛無呢 |
夢野久作 |
ククッ、アッハッハッハ……! 本当に、なにも隠し事はできませんね。それでこそ、私の敬愛する乱歩さんです |
哈哈、啊哈哈哈! 果然無法在你面前隱瞞任何事呢。 這才是我所敬愛的亂步先生呢 |
江戸川乱歩 |
フム、まあよいでしょう アナタの内側にあるトリック、おいおい観察させていただきます |
嗯,好吧 就讓我在一點一滴地觀察你隱藏的伎倆吧 |
内容 |
翻譯 |
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夢野久作 |
フフフ、この侵蝕者もまた、動くのを止めてしまいました…… |
哼哼哼,這個侵蝕者又停止動作了呢...... |
正宗白鳥 |
おい、死などそこら中にあるじゃないか。何故そこまで死に執着する? 何がそこまでお前の興味を引く? 単に猟奇趣味なだけではないだろう? |
喂,那個侵蝕者之中不是存在著死亡什麼的嗎 為什麼你對死亡那麼執著? 是什麼讓你那麼感興趣? 只是單純的興趣很獵奇嗎? |
夢野久作 |
何を言うかと思えば白鳥さん…… 死は近代医学の威力を以てしても正体が掴めないでいる、永遠の謎ですよ? 興味を掻き立てられるに決まっているではありませんか |
我還以為你想說什麼呢白鳥先生...... 死亡是永遠的謎團,現代醫學的力量都無法看清它真正的面貌唷? 會對它產生興趣是理所當然的不是嗎 |
正宗白鳥 |
ふん、俺にはわからないな。永遠の謎ならば、尚更追及したところでどうなるのだ |
哼,我不懂。如果說是永遠的謎團的話,一直追究下去又能怎樣呢 |
夢野久作 |
アナタのおっしゃる通りです。実際、よく考えていますよ ああ、ジレッタイ……分解したら魂が落ちてこないかしらん……と ですが正体の分からぬもの程、血湧き肉踊るのもまた事実なのです……フフフ |
跟您說的一樣。實際上我也是這麼想的 啊啊,真是令人焦急難耐......把它分解的話是不是會掉出靈魂來呢...... 不過,越是看不清它的真相,就越是令人血脈噴張、全身上下興奮不已。這點也是事實呢......哼哼 |
正宗白鳥 |
確かに、魂というものがあれば話しは簡単だろうな 世の中の真実を追求する気はさらさらないが、その答えを欲する気持ちには俺にも覚えがある |
的確,若是有靈魂存在的話事情就簡單多了 我對追求世界的真相完全沒興趣,不過我能體會你想要答案的那份心情 |
夢野久作 |
さすが白鳥さんです、話が早くて助かりますよ…… |
不愧是白鳥先生,能夠這麼快理解我說的話,真是幫了我一個大忙...... |
内容 |
翻譯 |
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小泉八雲 |
夏目サン、コンニチハ! |
夏目先生,你好! |
夏目漱石 |
日本語がお上手になられましたね、ヘルン先生 えっと、今は小泉八雲さん、でしたか |
赫恩先生的日本話越來越熟練呢 唉呀,現在是叫做小泉八雲先生嗎? |
小泉八雲 |
そうデス! 覚えていてくれて恐悦至極、デス! |
沒錯!你能記住真是令我不勝喜悅、呢! |
夏目漱石 |
ふふ、実は私、八雲先生にはただならぬ因縁があるように思っていたのですよ |
哈哈,其實我認為與八雲老師同樣有著不尋常的因緣唷 |
小泉八雲 |
インネン……どういうコトでしょう? |
因緣……此話怎講? |
夏目漱石 |
先生とはあまりお会いすることはありませんでしたが 同じように外国の地に旅をし、同じような悩みを持ったというだけでなく 同じ教師として、同じ土地に行っていたではありませんか |
雖然與老師之間沒有見過許多次面 但不僅是同樣有到過外地旅行、曾抱持著同樣的煩惱、也同樣擔任過教師前往同樣的地方不是嗎* |
小泉八雲 |
ナルホド……ワタシたちには、ただならぬシンクロニシティがある、ということデスね! |
原來如此……這意思是說我們同樣有著不尋常的巧合呢! |
夏目漱石 |
まあ、有り体に言えばそういうことです ということで、いかがです? この後に一杯…… |
恩,具體而言確實是如此 總而言之你覺得如何?之後一起喝一杯…… |
内容 |
翻譯 |
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正岡子規 |
おっし決めた! これから俺の名前は正岡子規で通すぞ! |
好,決定了!從今以後我的名字就改叫正岡子規吧! |
夏目漱石 |
雅号マニアである君が、一体どういう了見でそんなことを言うんだい? |
被稱作『筆名狂』的你,究竟產生了什麼想法才會說這種話? |
正岡子規 |
お前が小説家になって有名になってたって聞いてな、考えたんだよ 名前がいっぱいあると売れた時に困るんじゃないかってね |
聽見你成為有名的小說家時,就想過了唷 名字如果太多的話,要銷售時會很困惱吧 |
夏目漱石 |
僕は君のユーモアに溢れる名前が好きだけどね 特にあれ、野球と書いて「のぼーる」と読むのは面白いね |
我喜歡你那些充滿幽默的名字呢 特別是寫作「野球」卻讀作「nobouru」的那個是最有趣呢* (譯註:將「野球(やきゅう)」的「野」發音寫成「の」,「球」寫成「ぼーる」(ball),合起來就是「のぼーる」) |
正岡子規 |
あれな、あれは俺もお気に入りだ。本名も「のぼる」だしな |
那個阿,我也很中意那個。本名也叫作『升』呀 (譯註:子規的乳名是『升(のぼる)』,因此將棒球翻譯成另種讀法的『野球(のぼーる)』) |
夏目漱石 |
他にも面読斎(めんどくさい)だの、物草次郎だの、竹の里人だの…… よくもまあ、ここまで馬鹿馬鹿しい名前を思いつくものだよ |
其他還有『面読斎(好麻煩)』*、物草次郎、竹之里人*……等等 到目前為止居然全是想到就取的可笑名字阿 (譯註:1.音讀三字:面(めん)+読(どく)+斎(さい)≒面倒くさい(めんどうくさい)2.『竹の里人』是發表短歌時使用的筆名) |
正岡子規 |
うんうん……ってなんだよ! 俺が考えた漱石の名前を使っておいて言える立場か? |
嗯嗯……欸怎樣啦!使用我想到的『漱石』這名字的你,還有什麼說話的餘地阿? |
夏目漱石 |
いやいや、もちろんそれは感謝しているよ。だからこそ、僕なりに精一杯、君を褒めているんじゃないか |
不不,對於那件事當然很感謝你唷。 正因如此,我才會如此用盡全力地稱讚你呀 |
正岡子規 |
よく言うわ、今のはどう考えても馬鹿にしてただろーよ! |
真敢說阿,現在不管怎麼想都覺得是被你當成笨蛋耍了阿! |
内容 |
翻譯 |
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夏目漱石 |
おお、珍しい顔触れが集まりましたね |
哦哦,少見的成員在此集合了呢 |
森鴎外 |
一応、俺達は人々から余裕派だの、高踏派だのと呼ばれているが…… |
姑且我們被人們合稱為余裕派、高踏派阿…… |
正岡子規 |
だからといって一緒に何かをしようとしてたわけじゃないです |
但不代表我們曾一起做過什麼事情阿 |
夏目漱石 |
まあそれはそうですが…… 正岡と森さんが並んでいるのを見るなどと思ってもみませんでした |
確實如你所說……我沒想像過會跟正岡與森先生並列其名 |
森鴎外 |
ああ、人生何が起こるか分からないものだ。前世では悔いなく生きたつもりだが…… |
對啊,人生就是不知道會發生什麼事情。對於『前世』本來是抱著不枉此生的態度活著的…… |
正岡子規 |
二度目の人生があって、こんな風になるとは思っていなかった…… 俺も驚きの連続ですよ |
沒想到會以這種方式擁有第二次的人生…… 我也是受到一連串的驚嚇唷 |
夏目漱石 |
早くこのような戦いなど終わらせて、小説を書きたいですね。今ならもっと良いものが書ける気がしますよ |
好想趕快結束這場戰爭去寫小說呢。我感覺自己現在能夠寫出更好的作品 |
森鴎外 |
それはぜひともお願いしたい、漱石殿。貴方の小説の続きを俺は未だに待ち続けている |
這還請漱石殿下務必多加幫忙。我還在等待你的小說後續 |
正岡子規 |
へへ、俺も好きなだけ俳句や写生文を書きたいなあ、べーすぼーるもしたいし…… |
嘿嘿,我也是想盡情地寫俳句與寫生文,也想打棒球…… |
夏目漱石 |
ふふ、夢が広がりますね…… |
哈哈,夢想遠大呢…… |
内容 |
翻譯 |
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夏目漱石 |
二葉亭君、いや、長谷川君と呼んでも構いませんね? 再びお目にかかるとは……何があるか分からないものですね |
二葉亭君,不,稱呼你長谷川君應該也沒關係吧?能再次見到你……已經不知道還會發生什麼事了呢 |
二葉亭四迷 |
もちろんです!夏目さん、出立の時以来ですね その節は色々とご迷惑をおかけしました |
當然沒問題!夏目先生,從啟程之後就沒見過面了呢,那時給你添了不少麻煩阿 |
夏目漱石 |
いいえ、私としては君が海を越えてゆく前にもっと話したかったのです。ですがそれきり…… 長谷川君が帰ってこなかったことを非常に残念に思いましたよ |
沒事,對我而言在你遠赴海洋另一端之前應該再多聊一點。在那之後……長谷川君就沒再回來讓我感到相當婉惜阿 |
二葉亭四迷 |
ダー、せっかく同じ場所で働いていたのです、もっと話してもよかったですね |
YES(俄羅斯語),好不容易能在同個地方一起工作,能夠多說點話就太好了呢 |
夏目漱石 |
ふふ、そう言って頂けますか 長谷川君は昔と違って明るくなりましたね。初めて会った頃は…… 私が話しかけたときになんと言ったか覚えていますか |
哈哈,雖然很高興能聽到你這麼說,長谷川君跟以前不同變得相當開朗了呢,你還記得當時初次見面……我向你搭話時你說了什麼嗎? |
二葉亭四迷 |
ニェット、記憶していませんね。でも俺のことです、失礼な事を言ったのでは |
NO(俄羅斯語),不記得了呢。但我說了些什麼失禮的話嗎? |
夏目漱石 |
「低気圧のある間は来客謝絶だ」ですよ 一体何のことだと思えば、本当の低気圧のことだったそうじゃないですか 私はてっきり機嫌が悪いのかと、ふふ |
說了「低潮時拒絕訪客」唷,我還在想到底是發生什麼事情,真的是因為低潮嗎? 我覺得你那時肯定生氣了呢,哈哈 |
二葉亭四迷 |
ダー、思い出しましたよ、そんなことも言いましたね 夏目さん、気を悪くしたでしょう |
YES(俄羅斯語),我想起有說過這種話,讓夏目先生感到不快了吧 |
夏目漱石 |
いえいえ、私も当時はどちらかと言えば来客謝絶の看板を掲げていましたから もっともこれは創作のための低気圧でしたけれども |
不不,我當時也是不管是誰來訪都掛上『拒絕訪客』的告示,本來這就是因為創作而產生的低潮阿 |
二葉亭四迷 |
ハハハ、今はいつでも来客歓迎ですよ。また異国の文学について語らせて下さい |
哈哈哈,現在隨時歡迎訪客唷,請再來進行異國文學的交流吧 |
目前沒有資料連到「「ほ」 回想」。